キャンペーンデータが止まったり、プラットフォームと合わなかったりする原因は、ほぼ必ず6つの地味なもののどれかです。**「指標からマニフェストへ」の監査なら、1時間かからずに見つかります。**レポートの指標をすべて、取得元、定義、更新時刻つきで1度だけ一覧にして、その一覧をダッシュボードの表示と突き合わせるだけです。
TLDR: すべての指標について、取得元、定義、タイムゾーン、更新時刻、担当者を書いた1ページのマニフェストを作り、ひとつずつプラットフォームと照合します。まだ落ち着いていない数字には注記ラベルをつけて、ドラフトと明記しましょう。数字のずれは、トラッキングの故障ではなく、定義、日付、タイミングが原因のことがほとんどです。
マニフェストとは
マニフェストは、ただの表です。レポートの指標1つにつき1行で、それぞれの数字について5つの問いに答えます。
| 列 | 例 |
|---|---|
| 指標 | リーチ |
| 取得元 | プラットフォーム自身のインサイト(第三者の推定値ではない) |
| 定義 | そのプラットフォームの定義による、投稿を見たユニークなアカウント数 |
| 期間とタイムゾーン | アカウントの現地時間で、0時から24時まで |
| 更新 | 毎日取得し、7日後に確定 |
担当者の列も足しておきましょう。止まった数字に、見る人がつきます。
監査のやり方は簡単です。各行について、ダッシュボードの値をプラットフォームと照らし、違う箇所をメモします。その違いは、6つの原因のどれかに行き着きます。
6つの原因
1. 名前は同じなのに、定義が違う。「エンゲージメント」に保存、シェア、クリックが入るかどうかは、プラットフォームによって違います。「インプレッション」と「リーチ」は、どこでも別物です。定義をマニフェストに書いて、同じ条件で比べましょう。いちばんよくある取り違えは、インプレッションとクリックの使い分けの記事で扱っています。
**2. 期間やタイムゾーンが違う。**ダッシュボードとプラットフォームでタイムゾーンが違うと、投稿が日をまたいでずれます。まず期間とタイムゾーンを確認しましょう。技術的な不具合より、こちらで説明がつく不一致のほうが多いです。
**3. プラットフォームのデータがまだ落ち着いていない。**指標は、投稿が出た後もしばらく動き続けます。翌朝に取得したレポートは、1週間後のものより低い数字になります。最初の数日は暫定値として扱いましょう。
**4. 接続が切れた、または期限が切れた。**取得元が更新を止めても、ダッシュボードには最後に取得できた値が出続けます。数字だけでなく、取得元ごとの最終更新時刻も確認してください。
**5. タグや名前の付け方がバラバラ。**ツールごとにキャンペーンの名前が違うと、合計が名前ごとに分かれて、少なく見えます。命名ルールをひとつ決めて、すべての投稿と広告に使いましょう。
**6. 計測方法が違うプラットフォームの指標を合算している。**FacebookとTikTokのエンゲージメント率を足してよいのは、定義が一致している場合だけです。一致しないなら、プラットフォームごとに別々に報告するか、先に揃えます。詳しくは、ブランド横断の指標を揃える方法のガイドをご覧ください。
確定していない数字にラベルをつける
監査でいちばん役立つ習慣が、注記ラベルです。まだ確定していない数字の横に、短いメモを添えます。状態は3つです。
- **ドラフト:**最初の数日に取得した値で、変わる可能性が高い。
- **一部のみ:**1つ以上の取得元で、更新に失敗している。
- **確定:**落ち着いた値で、確定した日付つき。
ドラフトのラベルはお金がかからず、「先週の数字が間違っていました」という気まずいメールを避けられます。ドラフトの数字で下した判断も、確定後に見直せます。
シンプルな監査の流れ
- クライアントまたはブランドごとに、マニフェストを1度作る。
- 毎月、各指標をプラットフォームと照らして、違いをメモする。
- 違いごとに、6つの原因のどれに当たるかを探す。
- 原因を直す:定義、タイムゾーン、更新時刻、命名のどれかを変える。
- 数字が落ち着く期間が過ぎてから、レポートを確定として固定する。
ネイティブ指標を読めば、数字のずれは止まる
Mydropの分析は、YouTubeの視聴時間、Pinterestの保存、LinkedInの役職の層など、プラットフォームごとのネイティブな指標を使っています。数字は、各プラットフォームと同じ定義から来ます。パフォーマンスビューでは日ごとの時系列が見られ、スケジュール配信のホワイトラベルレポートは、数字が落ち着く期間のあとに送れます。だから、クライアントに未確定の数字が届くことは、デフォルトではありません。
その指標が本当に何かを教えてくれるのか、というもっと根本的な問いについては、指標のずれを見るスコアカードをご覧ください。
**次のステップ:**よく使うレポート指標を5つ選び、今日、マニフェストの行を書いてみましょう。それぞれをプラットフォームと比べます。Mydropを無料で始めれば、接続したすべてのアカウントのネイティブ指標を1か所に集められます。













































Google review
Trustpilot review