見てもらうことが目的ならインプレッション、人に動いてもらうことが目的ならクリックを数えます。そして、もう一方の数字を参考として横に添えましょう。このルールひとつで、キャンペーンレポートをめぐる議論の多くは片づきます。
TLDR: 認知キャンペーンでは、リーチまたはインプレッションに、フリークエンシーを添えて報告します。トラフィックキャンペーンでは、クリックとクリック率(クリック数÷インプレッション)。売上キャンペーンでは、コンバージョンを報告し、その手前の段階としてクリックを添えます。クリックの定義はプラットフォームごとに違うため、どの定義を使ったのかを必ず書いておきましょう。
Mydropの料金チェック、2026年9月: Mydropと最もよく比較される8ツールの有料プランは、各ベンダーの料金ページによると、1チャンネルあたり$6(Buffer)や月額$25(Later)から、1ユーザーあたり$99(Hootsuite)や1シートあたり$199(Sprout Social)に及びます。Mydropは無料で始められ、その後はシート単位ではなく月額$19の定額です。詳細な比較表はMydropの比較ページをご覧ください。
2つの指標を1行ずつ
インプレッションは、同じ人が何度も見た分も含めた、投稿の表示回数です。リーチは、投稿を見たユニークな人数。クリックは、人が投稿に対して行動した回数で、**クリック率(CTR)**はクリック数をインプレッションで割った値です。
インプレッションで見えるのは露出、クリックで見えるのは関心の強さです。答える問いが違うので、向いている目的も違います。
目的から指標を選ぶ
| キャンペーンの目的 | 主役にする指標 | 参考として添える | 主役にしない |
|---|---|---|---|
| 認知(見てもらう) | リーチ、またはインプレッションとフリークエンシー | エンゲージメント率 | クリック |
| 検討(訪問してもらう) | リンククリックとCTR | インプレッション | いいね |
| コンバージョン(登録や購入) | コンバージョンとコンバージョン単価 | クリック、CTR | インプレッション |
| コミュニティ(会話を生む) | コメント、シェア、保存 | リーチ | クリック |
レポートの先頭に、目的と合わない指標を置いてしまうと、数字はよく見えるのにキャンペーンは失敗していた、ということが起こります。
インプレッションを使うとき
発売、ブランドづくりのキャンペーン、新しいアカウントなど、まず見てもらうことが狙いなら、インプレッションかリーチを使います。フリークエンシー(インプレッション÷リーチ)も一緒に見ましょう。同じインプレッション数でも、大勢が1回ずつ見た場合と、少数が何度も見た場合では、意味が違うからです。
インプレッションだけだと、誤解のもとにもなります。流し見も、しっかり読んだ人も同じ1回です。数字が大きくても、わかるのは投稿が表示されたことだけで、誰かが関心を持ったとは限りません。
クリックを使うとき
商品ページ、登録、ダウンロードなど、どこかに移動してほしいときはクリックを使います。基準のない数字は読みづらいので、クリック数にはCTRも添えて報告しましょう。
注意点は2つです。
- **定義が違います。**プラットフォームによっては、リンククリックと全クリック(キャプションの展開やプロフィールのタップを含む場合があります)を分けています。どちらを報告するのか、書いておきましょう。
- **母数が小さいと、数字がぶれます。**インプレッション50件でCTR10%なら、クリックは5回。それだけでは何も証明できません。
知っておきたいトレードオフもあります。Mydropの2026年9月のデータでは、キャプションにリンクを入れた投稿は、そのアカウントの通常の投稿よりエンゲージメントが7%低くなりました。クリックが大事なら、プロフィールリンクページも検討して、リーチの減り分と増えたクリックを比べてみましょう。
両方を報告しても混乱させない方法
両方をすっきり見せるには、キャンペーンごとに1行のファネルにまとめます。
- インプレッション(またはリーチ)
- クリック
- CTR(クリック数÷インプレッション)
- コンバージョン(計測している場合)
左から右へ読みます。1から2で大きく落ちているなら、クリエイティブかターゲティングの問題。2から4で大きく落ちているなら、ランディングページの問題です。どこを直せばいいのか、こうして見分けられます。
よくある間違い
- **売上が目的なのにインプレッションを報告する。**数字は大きいのに、売上がありません。
- **認知が目的なのにクリックを報告する。**十分な成果が出ているキャンペーンが、失敗に見えてしまいます。
- **プラットフォームごとの定義を混ぜる。**あるプラットフォームのリーチと別のプラットフォームのインプレッションを足しても、意味のない数字になります。見つけ方はマニフェスト監査で紹介しています。
- **基準なしで率を判断する。**比べる相手は、どこかほかの数値ではなく、自分たちの過去のキャンペーンです。
レポートのテンプレートに組み込む
キャンペーンのブリーフを書く段階で主役の指標を決め、レポートの先頭に置きます。Mydropなら、ホワイトラベルレポートを、目的ごとに必要な指標で組み立てられます。さらにパフォーマンスビューには各プラットフォームのネイティブな数値が出るので、定義がプラットフォーム本来のものとずれません。
そもそもその指標を報告する価値があるのか迷ったら、エンゲージメント率が見かけだけの指標になりうる理由をお読みください。
**次のステップ:**直近のキャンペーンレポートを開いて、最初の数字がブリーフの目的と合っているか確かめましょう。合っていなければ、今日入れ替えます。Mydropを無料で始めれば、クライアントごとに目的別のレポートを作れます。














































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