SNS分析の成熟度は、ダッシュボードの数では決まりません。問われるのは、その数字が来月の動きを変えているかどうかです。 この5段階のモデルなら、10分で自己診断ができて、次のレベルに上がる最初の一手も見えてきます。
TLDR: レベル1は数える、2は報告する、3は比べる、4はサイトの成果とつなぐ、5は決める。「先月、数字のおかげで何が変わった?」と自分に聞いて、ギャップを1つずつ埋めながら上がっていきましょう。
5つのレベルを1つの表で
| レベル | 名前 | 見る指標 | 今ここにいる証拠 | 上がるには |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 数える | フォロワー数、いいね | 資料に貼ったスクリーンショット | 同じ5指標を毎月取る |
| 2 | 報告する | プラットフォーム別のリーチ、エンゲージメント | 決まった日に届く月次レポート | 各投稿を自分の中央値と比べる |
| 3 | 比べる | 中央値、上位・下位の四分位、ベンチマーク | 中央値を超えた投稿を挙げられる | リンクにタグを付け、クリックをサイトのデータにつなぐ |
| 4 | つなぐ | キャンペーン別のクリック、リード、売上 | 1つのキャンペーンが成果と結びついている | 予算やフォーマットの変更を、データと結びつける |
| 5 | 決める | 上記に加え、コストと工数 | 先月の数字が、今月の計画を変えた | 続けながら、四半期ごとに見直す |
私たちの経験では、多くのチームはレベル2と3の間にいます。失敗ではなく、通過点です。ダッシュボードを作り直すより、レベルを1つ上げるほうがずっと大きな前進になります。
レベル1から2へ:5つの数字を選び、日を決めて送る
数える段階から報告する段階への一歩は、決まった指標を、決まった日に出すことです。選ぶのは5つ。リーチ、投稿ごとのエンゲージメント率、フォロワーの増減、リンククリック、投稿の安定性です。この5つが3か月続けて期日どおりに出るまで、6つ目は足さないでください。
レベル2から3へ:自分の中央値と比べる
数字が1つあるだけでは、ほとんど何も分かりません。Mydropのデータでは、Instagramのエンゲージメント率の中央値は3.1%で、真ん中の半分の投稿は1.1%から6.7%に収まっていました。つまり、2%の投稿は普通で、7%の投稿は当たりの日です。物差しになるのは、自分自身の中央値。ばらつきの読み方は、SNSベンチマークの記事で紹介しています。
レベル3から4へ:すべてのリンクにタグを付け、クリックをサイトのデータにつなぐ
エンゲージメントは兆しで、クリックやリードが成果です。UTMタグがそろっていないと、投稿とサイト訪問のつながりは、推測にとどまります。命名ルールを1つ決めて、できるところはキャンペーンのタグ付けを自動にしましょう。
レベル4から5へ:データを理由に、予算かフォーマットを1つ変える
レベル5は、技術的にはいちばん簡単で、実行するのはいちばん難しい段階です。数字が行動につながっている状態、たとえば投稿時間を動かした、フォーマットをやめた、チャンネルを減らした、といったことです。確かめ方は、次の一文を埋められるかどうか。「先月のデータのXを受けて、今Yをやっています」。
パイロット後も、経営層の支持を保つには
試行が支持を失うのは、レポートが成果ではなく活動(「40回投稿しました」)を書いているときです。リーダーが読み続ける1ページは、こんな形をしています。
- 3つの数字:前月と、自分の中央値との比較つき。
- 1つの判断:その数字から生まれたもの。
- 1つのお願い:予算、承認、アクセスなど、数字と結びついたもの。
10分で読めて、会議も短く済みます。こうして、分析は最初の四半期を越えて続いていきます。
各レベルにひそむ落とし穴
- レベル1:各プラットフォームの画面のスクリーンショット。画面は四半期ごとに変わるので、履歴が残りません。
- レベル2:誰も返信しないレポート。クライアントから質問が来ないなら、読まれていないということです。
- レベル3:自分の中央値ではなく、競合の公開数字と比べてしまうこと。
- レベル4:売上の直前にあった投稿だけを、手柄にしてしまうこと。クリック経路が1本あっても、キャンペーンの成果とは言えません。
- レベル5:1週間分のデータで動いてしまうこと。計画を変えるなら、4週間は待ちましょう。
Mydropの分析が対応するレベル、しないレベル
Mydropのパフォーマンス分析は、プラットフォーム別の指標と、複数プロフィールのベンチマークビューに対応しています。スプレッドシートなしで、レベル2と3を進めます。SNSレポートは、月次の1ページをホワイトラベルのPDFにして、決まった日に届けます。レベル4は、引き続きサイトのアクセス解析が頼りです。Mydropがその代わりになることはありません。
レベル3以降でレポートツールを選ぶときは、データドリブンなROIのためのSNSレポートツール比較も参考にしてください。
今日、自己診断:先月、数字のおかげで何が変わったかを書き出してみましょう。正直な答えが「何も」なら、最初の定期レポートを出す日を、レベル2の目標として決めてください。そしてMydropを無料で始め、その作業を自動化しましょう。















































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