SNSでブランドボイスをそろえるには、3つの特徴を例つきで書き出し、すべての投稿の前にボイスのチェックを挟み、月に一度サンプルを見直しましょう。 ボイスがぶれるのは、人の頭の中にしかないからです。例と承認ステップに移しておけば、メンバーが入れ替わっても、代理店やAIツールを使っても、ボイスは残ります。
要点: 直近20件の投稿を振り返り、「やる」「やらない」の例つきで3つの特徴を決め、使う言葉と避ける言葉をリストにし、プラットフォームごとにダイヤルを設定し、手本の投稿を5件選び、公開前チェックを加えて、毎月10件の投稿を見直します。セットアップは、全部で半日ほどです。
7ステップの全体像
| ステップ | 成果物 | 時間 |
|---|---|---|
| 1. 直近20件の投稿を振り返る | 自社らしい投稿と、そうでない投稿の仕分け | 45分 |
| 2. 3つの特徴を決める | 3つの言葉と、それぞれの「やる」「やらない」 | 30分 |
| 3. ことばリストを作る | 使う言葉10個、避ける言葉10個 | 20分 |
| 4. プラットフォームごとにダイヤルを設定する | 丁寧さ、長さ、絵文字の有無 | 30分 |
| 5. 手本の投稿を5件選ぶ | みんなが真似する例 | 30分 |
| 6. 公開前チェックを加える | 承認前の5つの質問 | 20分 |
| 7. 毎月見直す | 10件の投稿でずれを確認 | 毎月30分 |
ステップ1:直近20件の投稿を振り返る
直近20件の投稿を印刷するか、一覧にします。それぞれに、「自社らしい」「他社っぽい」「判断がつかない」のどれかを付けましょう。同僚2人にも同じことをしてもらって、結果を比べます。意見が割れたところこそ、ボイスがまだ決まっていない部分です。次のステップでは、そこを具体的に決めていきます。
ステップ2:3つの特徴を、「やる」「やらない」とセットで決める
3つなら、書き手の道しるべになるうえ、覚えられる数です。特徴ごとに、ボイスが「やる」言い方と「やらない」言い方を1行ずつ書きます。
- 率直。 やる:「レポートができました。」やらない:「ご依頼のレポートが完成いたしましたことをご案内申し上げます。」
- あたたかい。 やる:「教えてくれてありがとうございます。」やらない:「ご指摘の件は記録いたしました。」
- 平易。 やる:「直しました。」やらない:「改善措置を実施いたしました。」
特徴は、反対の言い方とペアにして、境界線をはっきりさせましょう。ブランドや地域によってボイスが違う大きな組織なら、この方法をさらに進めたブランドボイスマトリクスが役立ちます。
ステップ3:ことばリストを作る
使う言葉を10個(「チーム」「無料で始められる」「利用者」など)、避ける言葉を10個(「シナジー」「ソリューション」「世界水準」など)決めましょう。フリーランスやAIツールが、最初の下書きから「らしい」文章を書くには、これがいちばん手っ取り早い方法です。1画面に収めてください。
ステップ4:プラットフォームごとにダイヤルを設定する
ボイスは同じです。変わるのは、プラットフォームごとの音量です。 かんたんなダイヤルは、こうなります。
| プラットフォーム | 丁寧さ(1〜5) | 長さ | 絵文字 |
|---|---|---|---|
| 3 | 長め、改行あり | 控えめ | |
| 2 | 短め〜中くらい | 使う | |
| X | 2 | 1〜2行 | 少しだけ |
| 2 | 短め〜中くらい | ところどころ |
数字は、自社の基準で埋めてください。大切なのは、LinkedInとInstagramの担当者が、別々のボイスではなく、同じ特徴と別々のダイヤルから書き始めることです。
ステップ5:手本の投稿を5件選ぶ
うまくいっている実際の投稿を5件選び、なぜうまくいっているかを1行ずつ添えて、ガイドラインに固定しましょう。形容詞より、例のほうが伝わります。 書き手は、「親しみやすいのに信頼できる」を解釈するより、投稿を真似するほうがずっと早いのです。AIで下書きを作るなら、この5件を、特徴とことばリストと一緒に貼り付けます。再利用できるブランドボイス用プロンプトで、その組み立て方を紹介しています。
ステップ6:承認の前に、5つの質問のゲートを置く
ボイスの一貫性は、承認で決まります。公開する前に、レビュアーが次の5つの質問に、はい・いいえで答えます。
- 3つの特徴のどれかに沿っているか?
- 避ける言葉リストの言葉が、1つも入っていないか?
- そのプラットフォームのダイヤルに合ったトーンか?
- 利用者に向かって、口に出して言える内容か?
- 手本の投稿の1つ以上と、雰囲気が合っているか?
Mydropなら、ブランドのワークスペースに、ブランドボイスと素材をまとめられます。コメント付きの承認で、投稿そのものにゲートを置けるので、レビュアーは別のスレッドではなく、プレビューのすぐ横でトーンの問題を指摘できます。AIキャプションも、書き手に渡すのと同じボイスのルールに沿って下書きします。
ステップ7:毎月10件の投稿を見直す
月に一度、公開済みの投稿から10件を無作為に選び、5つの質問で採点します。2件以上が不合格なら、ずれが出ています。どこでずれたかを見ましょう。新しいメンバー、代理店、あまり書かないプラットフォーム、あるいはインボックスでの返信かもしれません。返信は、ボイスを見失いやすい場所です。保ち方は、ソーシャルインボックスの仕分けで解説しています。
次のステップ: 今日、直近20件の投稿でステップ1を行いましょう。複数のブランドを管理しているなら、Mydropを無料で始めて、ブランドごとのボイスと承認を、それぞれのワークスペースで管理してください。













































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