SNS分析とは、皆さんのアカウントがすでに集めている数字を読み、次に投稿する内容を変えるだけの習慣です。始めるのに有料ツールもデータ分析の経験も必要ありません。必要なのは、週に1度チェックする6つの数字と、数字ごとのアクションのルールだけです。
その6つとは、リーチ、エンゲージメント率、保存と共有、プロフィール訪問、リンククリック、フォロワー増加です。どのアプリの標準機能でも、この6つはすべて無料で確認できます。ダッシュボードに並ぶほかの数字は、どれもこの6つの内訳にすぎません。
要約: リーチ、エンゲージメント率、保存と共有、プロフィール訪問、リンククリック、フォロワー増加を追いましょう。毎週15分だけ確認し、皆さん自身の直近90日間と比べて、一度に1つだけ変えていきましょう。
6つの数字と、それぞれの意味
| 指標 | シンプルな意味 | 取るべきアクション |
|---|---|---|
| リーチ | 投稿を見たユニークユーザー数 | リーチが低いのは配信の問題。フック、形式、投稿時間を見直す |
| エンゲージメント率 | インタラクション ÷ リーチ | リーチが高いのに率が低いなら、届ける相手が違うのかも |
| 保存と共有 | 保存・共有した人の数 | 本当に価値がある証拠。保存されるものを増やす |
| プロフィール訪問 | 名前をクリックした人の数 | 訪問が増えているならコンテンツはうまくいっている。あとはプロフィールの改善 |
| リンククリック | リンクをクリックして、次のアクションに進んだ人 | 多くのアカウントで、成果に一番近い数字 |
| フォロワー増加 | 週ごとの純増数 | 動きが遅い遅行指標。毎日ではなく月単位で見る |
初心者が混乱しがちなポイントを2つ補足します。
エンゲージメント率には2種類あります。 インタラクションをリーチで割ると、コンテンツ自体の良さがわかります。フォロワーで割ると、オーディエンスの勢いがわかります。どちらか1つを選んで記録し、同じレポート内では混ぜないようにしましょう。
インプレッションはリーチではありません。 インプレッションは同じ人が2回見た場合もカウントする「表示回数」です。リーチは「人数」です。次に何を投稿するかを決めるなら、リーチが正確な数字です。
各アプリでの確認方法
- Instagram: プロフェッショナルダッシュボード > インサイト。投稿ごとの数値は、各投稿の「インサイトを見る」から確認できます。
- TikTok: プロフィール > メニュー > Business Suite > アナリティクス。「コンテンツ」タブには動画ごとの保持率があり、TikTokのどの指標よりも価値があります。
- LinkedIn: ページ管理者ビュー > アナリティクス。個人プロフィールでは、投稿のインプレッションから簡易版を確認できます。
- Facebook: Meta Business Suite > インサイト。
- YouTube: YouTube Studio > アナリティクス。視聴回数より、総再生時間と平均視聴継続時間のほうがはるかに重要です。
どれも無料です。1つか2つのアカウントを運用しているなら、これで十分です。ツール探しはここでやめましょう。
週15分の振り返り
毎週月曜日にやりましょう。これが習慣のすべてです。
- 先週の投稿をすべて出して、リーチ順に並べます。上位2つと下位2つをチェックします。
- 上位2つの共通点を探します。 形式、トピック、フック、投稿時間、長さ。たいていどれか1つは共通しています。
- 下位2つの共通点を探します。 同じ項目を確認します。改善点のほとんどはここから見つかります。
- メモに1文だけ書きます。 例:「価格に関するカルーセルは、単一画像より3倍の成果が出る」。このメモが次の戦略です。
- 来週のために1つだけ変えます。 1つだけです。3つ変えると、何も学べません。
その後は放っておきましょう。毎日チェックするのは、初心者が一番よくやる失敗です。1本の投稿で日次の数字が300%動くこともあり、それまでうまくいっていた戦略まで変えてしまいがちです。
冷静さを保つ比較ルール
数字を比べるときは、業界平均や競合のスクリーンショットではなく、皆さん自身の直近90日間と比べましょう。アカウントの規模、ニッチ、プラットフォームによって「良い」の基準は大きく変わるので、ベンチマークのほとんどはノイズです。
役立つチェック方法は、その投稿が同じ形式の直近の中央値より上か下かを確認することです。平均ではなく中央値です。たまたま1本伸びた投稿があると、平均値を1か月押し上げてしまうからです。
外部との比較が役立つのは、同じニッチで複数アカウントを運用していて、どのアカウントが遅れているかを見つけたいときだけです。Mydropのマルチプロフィールベンチマークなら、同じ期間でプロフィールを横に並べられるので、スプレッドシートの作業が30秒の確認に変わります。
今は無視してよいもの
- インプレッション。リーチを確認できていれば不要です。
- 総フォロワー数を見出しにすること。増加率のほうが情報量が多く、しかもその動きはゆっくりです。
- ブログ記事にある**「ベストな投稿時間」の表**。皆さん自身のオーディエンスの行動データは、どんな一般的な表よりも正確です。投稿時間を検証する方法なら2週間で試せます。
- アクションにつながらないダッシュボード上の指標。数字が動いても投稿内容を変えないなら、それは飾りです。手放してよい指標のリストもあります。
ツールが役立ち始めるタイミング
標準のインサイト機能は、アカウントが3つになると限界を迎えます。5つのアプリを開いて数字をシートにコピーし、しかもプラットフォームごとにエンゲージメントの定義が違うので、比較ができなくなってきます。
それが一元化するタイミングです。Mydropは、各プラットフォームの標準指標を1か所にまとめます(YouTubeの総再生時間、Pinterestの保存数、LinkedInの役職別内訳、Googleビジネスプロフィールの電話数やクリック数)。プロフィールごとの日次の時系列データを蓄積し、ほかの人が数字を確認する必要がある場合は、クライアントに渡せるPDFレポートもスケジュールに沿って自動生成します。
指標は変わりません。月曜日の朝に数字をかき集める時間がなくなるだけです。
今週から始めましょう
メインアカウントのインサイトを開き、6つの指標の今日の数字をメモして、来週の月曜日に15分の予定を入れましょう。4週間後には傾向線ができて、オーディエンスが本当に求めているものへの答えが見えてきます。
すでに3つ以上のアカウントを運用しているなら、Mydropを無料ではじめると、次の振り返りまでにすべてのアカウントを1つのダッシュボードにまとめられます。













































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