各ブランドを5つの列で、月に1回、そのブランド自身の過去3か月と比べて採点し、そこからアクションを1つ決めます。繰り返す、直す、止める、エスカレーションする。1ブランドあたり約10分。誰も読まない40枚のスライド資料は、これでおしまいです。
TLDR: 全ブランド共通の5列を用意します。リーチ、エンゲージメント率、リンククリック、コンバージョン、そしてかけた時間のコスト。比べる相手は他のブランドではなく、そのブランド自身です。各行の最後には必ず動詞を1つ書きます。繰り返す、直す、止める、エスカレーションする。
全ブランドの行に置く5つの列
複数ブランドを抱えるチームが疲弊するのは、ブランドごとに報告する内容がバラバラだからです。まず列をそろえてしまえば、あとはぐっとラクになります。
| 列 | 入力する内容 | シートに載せる理由 |
|---|---|---|
| リーチ | 全プラットフォームで到達したユニークアカウント数 | そもそもブランドが見られているかがわかる |
| エンゲージメント率 | エンゲージメント÷リーチ | 見た人が関心を持ったかがわかる |
| リンククリック | サイト、ショップ、予約ページへのクリック数 | 売上への第一歩 |
| コンバージョン | SNSと紐づけられるリード、売上、予約 | クライアントや上司が本当に知りたい数字 |
| かけた時間 | そのブランドに使ったチームの時間(今月分) | ROIを「計算できるもの」に変える |
コンバージョンを追跡していないブランドがあれば、そのセルにそう書きましょう。空欄の列は失敗ではなく、立派な発見です。そのブランドには何よりも先に、計測用のリンクが必要だと教えてくれています。
ブランド自身の過去3か月と比べて採点する
ブランド同士をランキングしないでください。街のパン屋さんとソフトウェア企業では、そもそも住んでいる世界が違います。各ブランドについて、すべての列をそのブランド自身の3か月平均と比べ、上昇・横ばい・下降のどれかでマークします。
参考までに、Mydropのデータでは、Instagram投稿のエンゲージメント率の中央値は3.1%ですが、投稿の真ん中の半分は1.1%から6.7%の範囲に収まります。つまり、1か月だけ2%でもそれはノイズ。3か月かけて4%から2%へ下がっていれば、それはシグナルです。
チェックをブランドごとの「1つの意思決定」に変える
各行を左から右へ読み、最初に当てはまったルールを選びます。
- 繰り返す: リーチが上昇か横ばい、クリックも上昇。うまくいったことをもっとやりましょう。どの投稿タイプだったかを書き添えます。
- 直す: リーチは問題なし、クリックは下降。コンテンツは見られているのに、心を動かせていません。CTAか最初の一文を変えましょう。
- 止める: リーチが下降、時間は増加。少ない成果のために、多くを使っています。最も成績の悪いフォーマットを30日間止めましょう。
- エスカレーション: クリックは維持なのに、コンバージョンが下降。問題はSNSの先、ランディングページやオファー、フォローアップにあります。証拠を添えて担当者に渡しましょう。
最後の列に動詞を、理由は6語以内で書きます。クライアントが読むのは、そのページだけです。
「10分」を本当に実現する
10分で終わるのは、数字を集める作業がすでに済んでいる場合だけです。そのための習慣が3つあります。
- 毎月同じ日に数字を集める。 第1月曜日がおすすめです。
- 全ブランドで同じレポートの型を使う。 一度作れば、あとはブランドごとにコピーするだけ。
- シートは1画面に収める。 スクロールが必要なら、見栄えだけの列を足してしまっています。
Mydropのレポートとアナリティクスが、この収集ステップを担います。各プロフィールのネイティブ指標を取得し、日々の推移を表示し、共有リンク付きのホワイトラベルPDFで書き出せます。だからシートを開く前に、半分は埋まっている状態です。意思決定は皆さんが行う。ここだけは自動化できません。
今週、いちばん“騒がしい”ブランドで試してみる
いつも質問が飛び交う、あのブランドを選びましょう。過去3か月分の5列を埋め、上昇・横ばい・下降をマークし、動詞を1つ書きます。数字を集めるところまで任せたいなら、Mydropを無料で始めて、まずそのブランドのプロフィールをつなぎましょう。さらに詳しく知りたい方は、10分でできるエンゲージメントからROIまでの監査をご覧ください。





















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