TLDR: どの投稿が売上を生んでいるかを知るには、投稿のリンク1本ずつに専用のタグを付け、週ごとにタグ別の注文数を集計し、投稿数で割ります。いいねはダッシュボードに残してOK。ただし週次の表には、投稿タイプ別のクリック数・注文数・売上を載せましょう。うまく回すコツは3つ。タグの付け方を統一すること、プラットフォームごとにプロモコードを用意すること、購入時に1つ質問することです。
いいねは数えやすいので、つい報告されます。売上は投稿と結びつけるのが難しく、つい後回しに。その結果、月次レポートには「カルーセルがいいね400件」と書いてあっても、売れたのかどうかは分からない。そんな状態になっていませんか。
新しいツールを入れなくても、このギャップのほとんどは埋められます。
公開前に、すべてのリンクへタグを付ける
投稿を売上と結びつけるには、投稿内のリンクにタグが必要です。使うパラメータは4つ。
| パラメータ | 例 | 分かること |
|---|---|---|
utm_source |
どのプラットフォームか | |
utm_medium |
social | どのチャネル種別か |
utm_campaign |
spring-sale | どのキャンペーンか |
utm_content |
carousel-01 | どの投稿・フォーマットか |
特に大事なのが最後のutm_content。これがあるから、投稿1本ずつを比較できるんです。名前は小文字とハイフンで統一し、共有シートに書き留めておきましょう。そうすれば、2人が別々の表記を生み出す心配もありません。
Instagramのキャプションではリンクをクリックできません。そんなときはプロフィールのリンク経由にしましょう。キャンペーンごとにタグ付きリンクを分けたリンクインバイオページなら、その流入もきちんと計測できます。
タグが取りこぼす売上には、予備のシグナルを2つ
タグは、投稿を見てから後日検索で買った人を取りこぼします。そこで予備のシグナルを。
- プラットフォームごとのプロモコード。 「INSTA10」「LINKEDIN10」があれば、URLを直接入力した購入者でも、どこから来たかが分かります。
- 購入時の質問を1つ。 「どこで知りましたか?」と聞き、SNSを選択肢に入れておきます。完璧ではありませんが、タグが拾えない情報をよくカバーしてくれます。
タグ・コード・回答のすべてでInstagramが1位なら、かなり自信を持っていいでしょう。逆に食い違ったときも役立ちます。どこが見えていないかが分かるからです。
エンゲージメントレポートに代わる、週次の表
これを週に1回、手作業で作ってみましょう。
| 投稿タイプ | 投稿数 | クリック数 | 注文数 | 売上 | 投稿あたりの注文数 |
|---|---|---|---|---|---|
| カルーセル | |||||
| ショート動画 | |||||
| 単体画像 | |||||
| リンク投稿 |
大事なのは「投稿あたりの注文数」の列です。いいねは少なくても、投稿あたりの注文数が多いフォーマットこそ、繰り返すべきフォーマット。そこに注目しましょう。
結論を出す前に、4週間は続けてください。1週間ではノイズが大きすぎますし、1件の売上で順位がひっくり返ることもあります。
エンゲージメントは、しかるべき場所でレポートに残す
エンゲージメントも無駄ではありません。投稿が見られているかどうかを教えてくれますし、誰にも見られない投稿は売れようがないからです。Mydropのデータでは、Instagramのエンゲージメント率の中央値は3.1%。投稿が見られたかどうかの目安にできます。
落とし穴を教えてくれるのもエンゲージメントです。同じデータでは、カルーセルはアカウントの標準的な投稿より10%高く、キャプション内のリンクは7%のマイナスでした。売るために作った投稿にキャプション内リンクを入れると、いいねが減りがちなんです。だからいいねではなく、注文数で評価しましょう。
つまりレポートの順番は、注文が1番、クリックが2番、エンゲージメントが3番。エンゲージメントは最初の2つを説明してくれるものであって、代わりにはなりません。
データはどこから来るのか
表のSNS側(リーチ、クリック、保存、プラットフォーム別の数値)は、投稿ツールのアナリティクスから取ります。Mydropのパフォーマンス分析なら、各プラットフォームのネイティブ指標を1か所で確認できますし、ホワイトレーベルレポートを使えば、クライアントや経理担当者に送れるPDFにまとめられます。注文側は、ショップやCRMから。あとは週とタグで両者を突き合わせるだけです。
突き合わせ用のテンプレートが欲しい方には、Googleスプレッドシートのアトリビューション・ダッシュボードが参考になります。アクセスは来るのに買われないときの対処は、SNS流入からの売上を取り戻す5つの改善策で紹介しています。
今週の投稿にタグを付けて、金曜日に表を作ろう
今日タグのリストを書き出し、今週のリンクにタグを付け、空の表をシートに用意しましょう。金曜日に最初の行を埋めます。4週間続ければ、いいねだけでなく注文を生む投稿タイプが分かるはずです。投稿とアナリティクスを1か所にまとめたいなら、Mydropを無料で始めましょう。





















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