TLDR: クリエイティブパックとは、キャンペーンごとに1つのフォルダを用意し、代理店が質問せずに作業を仕上げて返せるものをすべて入れておく仕組みです。10個の固定項目として標準化し、毎回同じルールでファイルを命名し、短い受け入れチェックに通らない納品は差し戻します。遅れのほとんどは、デザインの出来ではなく、ファイルの欠けから生まれます。
代理店への引き継ぎは、小さなところでつまずきます。ロゴが古い。キャプションがチャットのやり取りの中にしかない。動画に字幕が焼き込まれていない。こうした抜けが1つあるたびに1日が消え、10キャンペーン分たまれば2週間が消えます。
標準のクリエイティブパックがあれば、こうした推測は不要です。どのキャンペーンでも、どのブランドでも、同じ項目を同じ構成で揃えます。
パックに入れる10の項目
誰も飛ばさないように、リストは短く保ちましょう。
- ブリーフ: 1ページ。目的、ターゲット、伝えるメッセージは1つ
- ブランドキットのリンク: ロゴデータ、カラー、フォント、最新バージョンの日付
- マスターファイル: 編集できるソース(Canva、Figma、動画プロジェクト)
- 最終書き出しデータ: 各プラットフォームに必要なサイズと形式
- コピー: キャプション、見出し、CTAを1つのドキュメントに、プラットフォーム別で
- 代替テキストと字幕: 「あとで書く」ではなく、実際に書いてある状態
- リンク: すべてのURLと、そのトラッキングタグ
- 使用権: 写真、音楽、出演者のライセンス
- 公開プラン: 日付、プラットフォーム、担当者、承認者
- 未解決の質問: 代理店が答えを必要としていることを1か所にまとめる
当てはまらない項目は、省くのではなく「n/a」と書きましょう。空欄は意味があいまいですが、「n/a」は立派な答えです。
誰でも見つけられるクリエイティブパックのファイル名
ファイル名から何もわからないと、パックは機能しません。どこでも同じ1つのパターンを使いましょう。
brand_campaign_platform_format_v01
例:acme_spring-sale_instagram_carousel_v02
これを機能させ続けるルールは2つです。ファイル名に「final」と書かないこと。「final2」が必ず生まれてしまいます。代わりにバージョン番号を上げましょう。そして、ソースファイル名と書き出し名を揃えておくこと。そうすれば、投稿から編集可能なファイルまで数秒でたどれます。
受け入れチェック:10分、5つの質問
クライアントに渡す前に、必ずこれを行いましょう。パックを受け取った人がチェックします。
| チェック | 合格の条件 |
|---|---|
| 揃っているか | 10項目すべてがあるか、n/aと明記されている |
| 最新か | ロゴとブランドキットが現在のバージョンと一致している |
| サイズは合っているか | すべての書き出しがプラットフォームの仕様と一致している |
| 読めるか | すべての動画に字幕があり、すべての画像に代替テキストがある |
| たどれるか | すべてのリンクにトラッキングタグがあり、正しく開く |
不合格のパックは、どの項目で落ちたかを明示して返します。「こちらで直しておきます」はNGです。それでは代理店がルールを学べません。
パックの責任者は誰か、誰が承認するか
パックごとに、皆さんの側で責任者を1人決めましょう。その人が質問の窓口を1本化することで、代理店が3人に同じことを聞いて3通りの答えを受け取る事態を防げます。
承認は受け取りとは別のステップにしましょう。受け取りはパックが揃っていることを意味します。承認は公開してよいと判断されたことを意味します。この2つを混同すると、不完全な投稿がスケジュールされてしまいます。
同じ考え方をチーム側から深掘りしたい方は、クリエイティブ引き継ぎチェックリストの作り方と大規模キャンペーンは1パケット・1責任者でで、管理シートについて詳しく解説しています。
パックは投稿する場所に置く
パックは共有ドライブ、カレンダーは別のツール、となると誰かがその間でコピーすることになります。そこで間違ったバージョンが紛れ込みます。
Mydropなら、最終ファイルとコピーをカレンダー上の投稿に添付できます。Google DriveやCanvaから素材を取り込み、下書きへのコメント付きで承認に回せます。パックと公開プランがブランドごとに1か所にまとまるので、代理店の納品は、誰かが組み立て直すフォルダではなく、そのままスケジュール済みの投稿になります。
皆さんの側で代理店をしている方は、クライアントに対しても同じことができます。代理店向けソリューションのページでは、ワークスペースでクライアントごとにファイルを分けて管理する方法を紹介しています。
まずは次のキャンペーンだけで試す
過去のキャンペーンをすべて作り直す必要はありません。次のブリーフで10項目のパックを作り、納品時に5つの質問でチェックし、どの項目で一番よく落ちたかを記録しましょう。その1つをテンプレートで直します。2キャンペーンもすればテンプレートは仕上がり、付き合いのあるすべての代理店に渡せます。パックとスケジュールを1か所にまとめたいなら、Mydropを無料で始めましょう。





















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