大規模なキャンペーンで受け渡しがうまくいかないのは、毎回パケットの中身が違うからです。パケットと担当者を決めてしまえば、遅れのほとんどは消えます。パケットは1ページ。最終ファイル、コピー、プラットフォーム、公開日、承認者を書きます。担当者は2人。送る人と受け取る人です。
TLDR: 標準化するのは3つだけ。1ページの受け渡しパケット、ファイル命名ルール、素材ごとの送り手と受け手です。空欄のある受け渡しは、推測で埋めずに差し戻します。
そのまま使えるチェックリストはクリエイティブ受け渡しチェックリストにまとめています。この記事は、量が増えて回らなくなったケース向けです。素材が何十点もあり、ブランドも人も複数いる状況ですね。
すべての素材が一緒に運ぶ1ページのパケット
パケットは1画面に収まる必要があります。それ以上長いと、読んでもらえません。
| 項目 | 例 | 差し戻しの条件 |
|---|---|---|
| 最終ファイル | 添付ではなくリンク | 下書きや「v2_final」 |
| キャプション | プラットフォーム向けに作成済み | 未記入やプレースホルダー |
| プラットフォームとフォーマット | IGリール、TikTok | 指定なし |
| 公開日時 | アカウントの現地時間 | 「来週」だけ |
| 承認者 | 個人名 | チームのエイリアス |
| リンク、タグ、altテキスト | 記載済み | 配信担当に丸投げ |
配信担当が、足りない項目をデザイナーに追いかける必要はありません。空欄があれば、その項目を明示してパケットを差し戻します。
ファイル名が答えになるように命名する
行方不明になる素材の多くは、名前の中で消えています。キャンペーン全体で1つのルールに統一し、フォルダの先頭に書き出しておきましょう。
- 形式は「キャンペーン、日付、プラットフォーム、バージョン」。例:spring-0412-ig-reel-v3
- 最終版は素材ごとに1つだけ。古い版はアーカイブ用フォルダへ移動
- スペースなし、「final」なし、「new」なし
名前に日付とプラットフォームが入っていれば、フォルダをざっと見るだけで、何が待っているかわかります。
受け渡しごとに担当者は2人、グループは禁止
「チームが対応します」は、誰も対応しないという意味です。素材ごとに送り手と受け手を決めましょう。送り手はパケットを完成させる責任を負います。受け手は決めた期間、たとえば1営業日以内に確認する責任を負います。約束はこれだけです。
承認スレッドが複数のメッセージツールで止まってしまうのも同じ理由です。次の一手を誰も担っていないんですね。
フィードバックは素材に紐づけたまま
メールやチャットに散らばったフィードバックは、手戻りの第2の原因です。素材そのものに集め、まとめて1回のラウンドまでに絞りましょう。デザイナーが5人からバラバラに5つのコメントを受け取ったら、まず承認者に統合してもらってください。
パケットは公開するツールの中で回す
一番いい受け渡しは、配信ツールから出ないことです。Mydropなら、コピー、メディア、プラットフォームのプレビュー、承認が同じ投稿にそろっています。クライアントはログインなしでクライアントポータルから承認できます。ツールを行き来して打ち直す必要はありません。
デザインとSNSチームの遅れについてもっと詳しく知りたい方は、デザインとSNSチームの受け渡し遅れを解消する方法をご覧ください。
キャンペーンが大きくなってもパケットは短く保つ
規模が大きくなると、何か問題が起きるたびに項目を足したくなります。ぐっとこらえましょう。各キャンペーンの後、新しい項目を足す前に、誰も使わなかった項目を1つ削るんです。
項目が15個まで膨らんだパケットは、いい加減に埋められます。すると、基準は静かに消えていきます。いつも埋まる6項目は、ときどき埋まる15項目に勝ります。キャンペーンごとに1回、送り手と受け手が同じ短いミーティングでパケットを見直しましょう。
次の10素材でパケットを試す
キャンペーン全体にいきなり広げないでください。上の表をコピーして、次の10素材の送り手と受け手を決め、空欄のあるパケットは差し戻します。10素材が終わったら、何件戻ってきたかを数え、一番多く失敗した項目を引き締めましょう。





















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