SNSでブランドがバラつくと、いったいいくら損するのか。残念ながら、すべての企業に当てはまる「正解の数字」はありません。だからこそ、自社の数字を入れて計算できるモデルを用意しました。コストは4つの項目で構成されます。修正の時間、承認の遅れ、公開後の修正、そしてパフォーマンスが伸びない投稿です。 多くの大企業チームでは、最初の2つが最も大きく、そして最も測りやすい項目です。しかも、答えは半日もあれば出せます。
TLDR: 4つの項目を足し合わせましょう。ブランドから外れた下書きを直す時間、承認で失う日数、公開後に修正した投稿、ガイドラインを無視した投稿のパフォーマンス差です。そこに自社の時間単価をかけます。下の計算例は、計算方法を示すための架空の数字で、ベンチマークではありません。
4つのコスト項目
| 項目 | 数えるもの | どこで確認するか |
|---|---|---|
| 1. 修正 | ブランドルールに反した下書きを書き直す・デザインし直す・書き出す時間 | チームに聞く。投稿の修正回数をチェック |
| 2. 承認の遅れ | レビュー担当者がブランドルールを手作業で確認するため、投稿が余計に待つ日数・時間 | 提出と承認のタイムスタンプ |
| 3. 修正対応 | ブランドから外れた要素のせいで、公開後に編集・削除・お詫びをした投稿 | 直近90日間の自社記録 |
| 4. パフォーマンス低下 | 同じ種類の投稿で、ブランド準拠と非準拠のエンゲージメント差 | アナリティクス(ブランドごと) |
項目1〜3は、数えられる時間とお金です。項目4は、よく引用される一方で、最も慎重に扱うべき項目です。投稿の結果はブランド以外の理由でも大きく変わるからです。
計算例(あくまで説明用の数字です)
6つのブランドを運用し、月に120件の投稿を公開しているチームを想像してみてください。以下の数字は例として作ったものです。皆さんの数字に置き換えてください。
| 項目 | 前提 | 月間コスト |
|---|---|---|
| 修正 | 投稿の15%が追加で1回修正が必要、1件あたり1.5時間、時給$60 | 18件 x 1.5時間 x $60 = $1,620 |
| 承認の遅れ | 20件が1日余計に待つ。1日の遅れをコーディネーターの1時間として換算 | 20 x 1時間 x $60 = $1,200 |
| 修正対応 | 公開済みの投稿3件を修正・削除、1件あたり2時間 | 3 x 2時間 x $60 = $360 |
| 小計(時間のみ) | 月額 $3,180 |
年間にすると約$38,000です。しかも項目4はまだ数えていません。ここで大事なのは、正確な金額そのものではありません。コストが具体的で、毎月くり返され、しかも「どのルールが曖昧だったか」までたどれるという点です。
項目2に使える実際のデータ
承認の遅れは、外部データが役立つ項目です。Mydropがクライアント承認を通した投稿を分析したデータでは、提出から承認までの中央値は6時間で、66%が24時間以内に承認されました。これが目安になります。もし皆さんの中央値が「時間」ではなく「日」になっているなら、その原因を探りましょう。多くの場合、レビュー担当者がブランドルールを手作業で確認して、投稿を差し戻しています。
項目4では、測っていない成果を主張するのは避けましょう。安全なのは自社内での比較です。テンプレートに沿った投稿を20件、沿っていない投稿を20件選び、同じプラットフォーム・同じ期間で、それぞれをアカウントの中央値と比べます。Mydropのパフォーマンスビューなら、各投稿をそのアカウント自身の中央値と並べて表示できるので、公平に比較できます。
コストの原因と、なくす方法
各コスト項目には、よくある原因が1つずつあります。
- 修正は、ガイドラインが長すぎる・曖昧・見つけにくいことから生まれます。1ページのガイドとチェックリストで解決しましょう。
- 承認の遅れは、テンプレートでできるブランドチェックをレビュー担当者が手作業でやっていることから生まれます。テンプレートでロゴ・カラー・法的表記を固定し、短いチェックリスト付きの承認ワークフローを使いましょう。
- 修正対応は、急いでレビューを飛ばした投稿や、誤ったプロフィールから出た投稿から生まれます。ブランドごとの権限設定と、スケジュール前の全投稿プレビューで防ぎましょう。
- パフォーマンス低下は、4つの中で最も根拠が弱い項目です。役員会に出す数字ではなく、検証すべき仮説として扱いましょう。
より広いルールについては、企業向けSNSガバナンスチェックリストに、文書化すべき項目をまとめています。
社内での伝え方
経営層や財務チームが信頼するのは、次の3つです。皆さんの工数、単価、そして記録です。ですから、
- 30日間、2列のシートをつけましょう。「修正した投稿」と「その理由」です。
- 推測ではなく、財務チームから出してもらった時間単価をかけます。
- 小計は幅で示しましょう。最も少なかった週と最も多かった週を並べます。
- 改善策を1つと、月あたりの削減見込み時間を1つ添えます。
「先月これで62時間かかりました。この2つのテンプレートがあれば、そのうち40時間は防げました」と言うほうが、第三者の調査から引用した割合より、はるかに早くリーダーに伝わります。
次のステップ: 最も忙しい2つのブランドで、30日間の記録をつけてみましょう。承認・ブランド素材・投稿ごとの比較を1か所にまとめたいなら、Mydropを無料で始めてください。




















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