手作業のレポート作成は、ほとんどの代理店にとって最大の隠れコストです。10社のクライアント、1レポート2時間、年間12回なら、年間240時間。丸6週間分の労働時間を、クライアントがほとんど読まない作業に費やしている計算になります。 この時間は請求できません。しかもクライアントが増えるたびに膨らんでいきます。
TLDR: まずレポート作成にかかっている時間を数えましょう。そのうえで、固定のレポートテンプレート、スケジュール配信、短い人的サマリーの3つで削減します。目指すのは1社15分のレポートです。見た目が立派な2時間のレポートではありません。
皆さんのタイムシートで計算してみましょう
2時間というのはあくまで仮の数字です。チームが実際に記録している時間に置き換えてみてください。各プラットフォームから数字を集め、スライドに貼り付け、コメントを書き、エクスポートし、メールで送り、返信を追いかける。そのすべてです。
| クライアント数 | 1レポートの時間 | 年間レポート数 | 年間の時間 | 労働週数(40時間) |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 2 | 12 | 120 | 3 |
| 10 | 2 | 12 | 240 | 6 |
| 20 | 2 | 12 | 480 | 12 |
| 20 | 0.25 | 12 | 60 | 1.5 |
最後の列に、人件費込みの時給を掛けてみましょう。狙うべきは一番下の行、15分のレポートです。 3行目と4行目の差が、新しいクライアントを受け入れるために取り戻せる余力になります。
時間はどこに消えているのか
時間を奪う習慣は3つあります。
- データ収集。 各プラットフォームのネイティブアナリティクスを、プロフィールごとに1つずつ開いていく作業です。
- レイアウト。 毎月同じスライドを、新しい数字で組み直す作業です。
- 配信。 ファイルをメールで送り、その後で「見ましたか」と確認する作業です。
どれも分析ではありません。クライアントがお金を払うのはサマリーの部分だけです。何が起きたのか、なぜそうなったのか、次に何をするのか。そこだけです。
2つ目のコスト:レポートの到着が遅れること
レポートが遅れたり、毎回バラバラだったりすると、成果が弱いことよりも速く信頼が損なわれます。あるクライアントには3日に届き、別のクライアントには19日に届く。待たされたクライアントは「他にも何か滞っているのでは」と疑い始めます。配信日を固定することは、そのまま継続率を守る施策になります。
自動化の前に、まず標準化を
散らかったプロセスを自動化すると、速く散らかるだけです。まずは全クライアント共通の5指標のゴールドスタンダードレポートを固めましょう。たとえばリーチ、エンゲージメント率、上位3投稿、フォロワー数の増減、クリック数です。そこに人的サマリー用の固定コメント欄を加えます。
この5指標を超えるものは有料のオプションです。クライアントが毎月カスタム指標を求めるなら、手作業に逆戻りするわけですから、きちんと値付けしましょう。
5指標に何を入れるかの参考として、MydropのデータではInstagramのエンゲージメント率の中央値は3.1%、投稿の中央半分は1.1%から6.7%の範囲に収まっています。単一の目標値と比べるより、レンジと比べて報告するほうが誠実です。
レポートは一度作って、あとはスケジュールで送る
Mydropでは、ソーシャルメディアレポートは共有リンク付きのホワイトレーベルPDFで、配信をスケジュールできます。誰かが送信を思い出さなくても、毎月同じ日にクライアントへレポートが届きます。データは各プロフィールにすでに連携済みのパフォーマンスアナリティクスから取得するので、コピー&ペーストの工程は完全になくなります。
設定の順番はこうです。プロフィールを連携し、5指標を選び、ロゴとカラーを設定し、毎月の配信日を決める。あとは毎月、サマリーの段落を書くだけです。
複数のブランドを担当する代理店なら、ブランド入りクライアントレポートを自動化する方法をステップごとに確認するか、定期的な配信に特化した月次のクライアントアナリティクスレポートをご覧ください。
15分のレポートの中身
良い短いレポートは、4つのパートだけで十分です。先月と並べた5つの固定指標、上位3投稿とそれぞれ1行の理由、うまくいかなかったこと1つ、来月やること1つ。最後の2行が平易な言葉で書けないなら、そのレポートはまだ完成していません。テンプレートでは解決できない問題です。サマリーは10文以内に収めて、クライアントが最後まで読めるようにしましょう。
取り戻した時間は、1つのことに使う
浮いた時間をそのまま消してしまわないでください。取り戻した最初の月10時間は、一番大切なクライアントとの打ち合わせや戦略メモに使いましょう。それこそが継続につながる姿であり、PDFが決して代わりになれない部分です。代理店向けのMydropもあわせてご覧ください。
今週やること: 次の3回のレポートで実際にかかった時間を記録し、上の表に当てはめてみましょう。1レポートあたり90分を超えていたら、Mydropを無料で始めて、最初の自動レポートをスケジュールしてください。


















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