25社でも40社でもレポートを統一する最善の方法は、全体の約80%を全員共通で固定し、自由にするのは2か所だけにすることです。クライアント自身の目標に合わせた指標ブロックをひとつと、文章のコメントをひとつ。構造も期間も順番も全員同じ。でも、コピペの使い回しは誰にも渡しません。
TLDR: 指標、順番、期間、ブランディングをひとつのテンプレートに固定します。クライアントごとに自由にしてよいのは、柔軟なブロックをひとつとコメントをひとつだけです。毎月まっさらなスプレッドシートからではなく、テンプレートから決まった日に送りましょう。
40社のカスタムレポートが12社目あたりで破綻する理由
クライアントごとにカスタムレポートをつくると、いいサービスをしている気分になれます。でも、すぐにスケールしなくなります。それぞれに独自の指標、独自の順番、独自のエクスポート手順がある。担当が休むと、誰も代わりにつくれません。
統一すると、3つのことが一気に解決します。
- チームの誰でも、どのレポートもつくれる。 手順がまったく同じだからです。
- クライアント同士を比較できる。 同じ指標が、どのレポートでも同じ意味を持ちます。
- クライアントがどこを見ればいいか分かる。 2か月もすれば、1ページ目を開けばリーチがどこにあるか分かります。
その代わり、何か違うものを求めるクライアントも出てきます。それに対応するのが、下の柔軟なブロックです。
80/20の分け方:固定するもの、自由にするもの
この表を一度書いて、チーム全員が見える場所に貼っておきましょう。
| レポートの部分 | 固定か自由か | ルール |
|---|---|---|
| 期間 | 固定 | 常に前月のカレンダー月 |
| ブランディング | 固定 | クライアントのプロフィールにあるロゴとカラー |
| コア指標(5〜7個) | 固定 | 全クライアントで同じリスト、同じ順番 |
| トップ投稿 | 固定 | エンゲージメント上位3件、同じレイアウト |
| 目標ブロック | 自由 | このクライアントの目標に紐づく指標をひとつ(リード、電話、保存) |
| コメント | 自由 | クライアントごとに2〜3文で書く |
おすすめのコアリストは、リーチ、インプレッション、エンゲージメント率、フォロワー数の増減、トップ投稿3件、投稿数です。プラットフォーム固有の指標は目標ブロックにだけ加えます。たとえば、地域のお店ならGoogleビジネスプロフィールの電話数、小売ブランドならPinterestの保存数といった具合です。
コメントを短く役立つものに保つルールを決める
コメントは、人が書かないといけない唯一の部分です。だからこそルールが必要です。次の3行の形を使ってください。
- 何が動いたか:「12日のカルーセル投稿のあと、リーチが18%増えました。」
- なぜそう考えたか:「このアカウントでは、今四半期ずっとカルーセルが単体画像より好調です。」
- 次に何をするか:「来月はカルーセルをもう2本公開します。」
これより長いと流し読みされます。これより曖昧だと、「全体的に良い月でした」のように、コメントは重要じゃないんだとクライアントに教えてしまうことになります。
全クライアントに自動で適用されるツールで一度だけつくる
テンプレートは、自動で適用されてこそ役に立ちます。誰かが先月のファイルをコピーしないといけないなら、3か月目にはあの80%が崩れていきます。
Mydropのソーシャルメディアレポートなら、ホワイトレーベルのレポートテンプレートを一度つくり、適用するクライアントを選んで、PDFまたは共有リンクとしてスケジュール通りに送れます。データは各クライアントの連携済みプロフィールから取得するので、スクリーンショットを貼り付ける必要はありません。クライアントには自分のロゴが見え、皆さんにはどのアカウントでも同じレイアウトが見えます。
ログイン不要でスマホから開けるリンクも欲しいなら、クライアントポータルも同じように使えます。クライアントにアカウントを作ってもらう必要はありません。
25社、40社のアカウントへ1週間で展開する
いきなり全員を切り替えないでください。段階的に展開すれば、問題は40社ではなく5社で見つかります。
- 1日目: 固定リストとコメントのルールを書きます。チームの誰かひとりにツッコミを入れてもらいましょう。
- 2日目: テンプレートをつくり、よく知っているアカウント1つでテストします。
- 3日目: 目標の異なる5社に適用します。どの目標ブロックが合わないかメモしておきましょう。
- 4日目: テンプレートを修正してから、残りに適用します。
- 5日目: 配信日を決めます。毎月3日など1日を選んで、それを守りましょう。
レポートは今後、毎月3日に同じフォーマットで届きます、とクライアントに一度伝えましょう。ほとんどの代理店には何も返信が来ません。それこそが狙い通りです。
最初の1サイクルが終わったらテンプレートを見直す
最初の1か月が終わったら、3つの質問をしてみましょう。15分以上かかったレポートはあったか。コアリストにない指標を求めたクライアントはいたか。3文を超えたコメントはあったか。
2社が同じ指標を求めてきたら、それはコアに追加します。誰も求めなければ、テンプレートはそのままにしておきましょう。ブランド付きクライアントレポートを自動化するガイドでは、配信側の話をより詳しく解説しています。
次にやること: 今日、固定する指標リストを書いてください。最大7個まで。そしてまずは最も活発な5社向けに、テンプレートとしてつくってみましょう。



















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