代理店のクリエイティブ制作が遅くなるのは、デザイナーが遅いからではなく、手戻りが原因です。失われている時間のほとんどは、あいまいな依頼、不明確なフィードバック、誰も追いかけない承認の中に潜んでいます。 ここで紹介する7つのテンプレートは、そうした受け渡しを改善するためのもの。どれも短いので、今日の次のプロジェクトにそのまま貼り付けて使えます。
TLDR: 依頼から承認済みファイルまでの7つの受け渡しを標準化しましょう。依頼の受付、ブリーフ、セルフチェック、フィードバック、修正依頼、承認メッセージ、最終引き継ぎの7つです。Mydropのクライアント承認に関するデータでは、投稿の承認までの中央値は6時間で、66%が24時間以内に承認されています。つまり、待ち時間は一部の遅い案件に集中しているのです。
どこで時間が失われるのか
クリエイティブの1サイクルには、たいてい同じ流れがあります。誰かが依頼し、誰かがブリーフを作り、誰かが制作し、誰かがレビューし、誰かが修正し、誰かが承認する。この受け渡しのたびに情報が抜け落ち、ラウンドが1回増えてしまいます。
| 受け渡し | よくある失敗 | テンプレート |
|---|---|---|
| 依頼からブリーフへ | 「ローンチ用に何か作ってもらえますか?」 | 1. 依頼の受付 |
| ブリーフからデザインへ | ターゲット、サイズ、締め切りが抜けている | 2. 1枚ブリーフ |
| デザインからレビューへ | 明らかなミスがクライアントに届く | 3. セルフチェック |
| レビューから修正へ | 「もっとインパクトを出して」 | 4. フィードバックの型 |
| 修正から再提出へ | 終わらないラウンド | 5. 修正依頼 |
| 再提出からサインオフへ | 音沙汰なし | 6. 承認メッセージ |
| サインオフから予約投稿へ | 間違ったファイルが公開される | 7. 最終引き継ぎ |
テンプレート1:依頼の受付
依頼内容: [必要なもの、1文で] 今やる理由: [ローンチ、イベント、キャンペーン] 初稿の締め切り: [日付とタイムゾーン] 承認者: [名前を1人]
依頼した人がこの4行を埋められないなら、その依頼はまだ準備不足です。それだけでデザインの1時間を節約できます。
テンプレート2:1枚ブリーフ
ゴール: 1文で、測定できる成果を1つ ターゲット: 誰が、どこで見るか メッセージ: 覚えてほしいことを1つだけ フォーマットとサイズ: すべてリストアップ 必ず入れる/避ける: ロゴ、表現、言葉 参考: 好みの制作物へのリンクを2つ
ゴールの行には、代理店ブリーフに必ず入れる5つのKPIが役立ちます。
テンプレート3:デザイナーのセルフチェック
送る前に、デザイナーはチェックします。すべてのサイズを納品したか、テキストの校正は済んだか、表現はブリーフと合っているか、ロゴの余白は守られているか、ファイル名は正しいか。この5つのチェックで、本来なら1ラウンド分のロスになるミスを防げます。
テンプレート4:フィードバックの型
キープ: うまくいっている点 変更: 具体的な要素と、望む結果 質問: 迷っていること
「見出しを『送料無料でお届け』に変えてください」はフィードバックです。「もっとインパクトを出して」はフィードバックではありません。レビューする人には、チャットのスレッドではなくファイル自体にコメントを残してもらいましょう。そうすれば何も抜け落ちません。コメントが投稿に直接ついていれば、もっと簡単です。Mydropのコラボレーションツールなら、コメントが下書きに紐づいたまま残ります。
テンプレート5:修正依頼
ラウンド: 2回目/全2回 変更点: 番号付きで、1行に1つ スコープ外: ここで新しく出た要望は新しい依頼として扱う
ラウンドの上限は契約書で合意しておきましょう。それだけで、終わりのないやり取りがスケジュールに変わります。
テンプレート6:承認メッセージ
「最終版を添付しました。[時刻]までにご返信がない場合は、承認済みとして[日付]に予約投稿します。」
自動リマインダーと組み合わせましょう。Mydropなら、クライアントはログイン不要のクライアントポータルから承認できます。アカウント設定も不要で、ワンクリックで承認が完了します。
テンプレート7:最終引き継ぎメモ
ファイル: 正確なファイル名と保存場所 承認者/日付: 公開日時: プラットフォーム、日付、時刻 キャプションとリンク: 添付
これを承認ワークフローに連携させれば、承認されたファイルがそのまま予約投稿されます。
測るべきは時間ではなくラウンド数
チーム全体の時間を追うのは大変ですが、ラウンド数なら簡単に数えられます。プロジェクトごとに、承認までのレビューが何ラウンドかかったかを数えましょう。平均が3回から2回に減れば、誰にも「もっと速く」と頼まずに、レビュー作業の3分の1を削減できます。最初の熱が冷めてもテンプレートが使われ続けるよう、この数字を週次ミーティングで見えるようにしておきましょう。
テンプレートは週に1つずつ導入する
7つを一度に導入しないでください。まずはフィードバックの型から始めましょう。ラウンドが一番増えるのは、そこだからです。導入の前後でプロジェクトごとのラウンド数を数えましょう。複数のクライアントを担当しているなら、Mydropを無料で始めて、ブリーフ、コメント、承認を投稿に紐づけたまま管理できます。納期目標に関する契約文言については、クリエイティブ制作のSLAガイドをご覧ください。





















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