正解はひとつではありません。皆さんの投稿量で投稿1本あたりのコストがもっとも低くなるモデル、しかも連携にかかる隠れコストまで含めたモデルが正解です。月額費用や給与だけを見ていると、判断を誤ります。この記事では5行の計算式を紹介し、投稿量が増えるにつれて代理店・インハウス・ハイブリッドがそれぞれどこで有利になるのかを見ていきます。
TLDR: 1カ月のソーシャル関連コストをすべて合計し、公開した投稿数で割ります。その数字に、対応スピードとコントロールのしやすさを加えて3つのモデルを比較しましょう。投稿量に波があるなら代理店、安定して多いならインハウス、戦略は内製で持ちつつ制作を柔軟に外部へ、というならハイブリッドが有利になりがちです。
Mydropの料金チェック、2026年9月: Mydropと最もよく比較される8ツールの有料プランは、各ベンダーの料金ページによると、1チャンネルあたり$6(Buffer)や月額$25(Later)から、1ユーザーあたり$99(Hootsuite)や1シートあたり$79(Sprout Social)に及びます。Mydropは無料で始められ、その後はシート単位ではなく月額$19の定額です。詳細な比較表はMydropの比較ページをご覧ください。
5行のコスト計算式
まずは今のモデルで、この表を埋めてみましょう。対象は1カ月、1ブランドグループです。
| 行 | 入れるもの |
|---|---|
| 1. 人 | ソーシャルに費やした時間分の人件費と福利厚生(按分) |
| 2. 外部の助け | 代理店の月額費用、フリーランス、制作物ごとの費用 |
| 3. ツール | 予約投稿、デザイン、レポート、素材の保管 |
| 4. 連携 | ブリーフィング・レビュー・やり直しにかかった時間を、実際の時間単価で換算したもの |
| 5. 公開した投稿数 | 実際に公開された投稿の本数 |
投稿1本あたりのコスト =(1+2+3+4)÷ 5。 広告費は除外しましょう。広告予算ではなく、制作コストを比べるためです。
見落とされがちなのが4行目です。代理店に任せると、ブリーフィングやレビューの時間が増えがち。インハウスなら、マネジメントの時間が増えます。ここを正直に測ると、順位が変わることもあります。
代理店モデルが有利なとき
代理店が強いのは、ニーズが均一でなかったり専門的だったりするときです。ローンチの四半期、動画シリーズ、社内にノウハウがない新しいプラットフォームなど。使うときだけ、その分のキャパシティにお金を払えます。
逆に、投稿量が安定してくると弱くなります。内製で繰り返しこなせる仕事に、マージンを払うことになるからです。作業の受け渡しも増えます。ここでは対応スピードのSLAと契約文言がより重要になります。遅れが、そのまま皆さんのカレンダーに響くからです。
インハウスが有利なとき
インハウスが有利になりがちなのは、安定して多い投稿量と、ブランドへの深い理解があるときです。チームがすでにトーンを分かっているので、投稿1本あたりのブリーフィング時間は少しずつ減っていきます。
リスクはキャパシティです。デザイナー1人では、キャンペーンで3人必要になった瞬間にコストになります。月ごとの投稿量が3分の1以上も上下するなら、インハウスは閑散期に遊びが生まれ、繁忙期に締め切りを落としかねません。
ハイブリッドモデルが有利なとき
ハイブリッドが機能するのは、戦略・トーン・承認を内製で持ち、あふれた制作分を外部に出すときです。インハウスチームが基準を守り、代理店が柔軟に動くので、複数ブランドを抱えるチームにぴったりなことが多いです。
カギは、誰が何を担うかをはっきりさせること。次の3点は書面に残しておきましょう。
- 誰がブリーフを作り、誰が最終投稿を承認するか。
- どの制作物を外部に出すか(例:動画や地域ごとのローカライズ)。
- 外部の仕事を、どうカレンダーと承認フローに組み込むか。
これがないと、ハイブリッドは両モデルの連携コストを二重に抱えることになります。
ツールが計算を変えるところ
ツールは人を置き換えませんが、4行目を小さくしてくれます。承認・コメント・スケジュール・素材が1つの投稿にまとまれば、やり直しも待ち時間も減ります。Mydropのワークスペースと承認ワークフローなら、インハウス担当者・代理店・フリーランスが、アクセスを分けたまま同じカレンダーで作業できます。AIキャプションと一括作成は、似たようなバリエーションに費やす時間を減らします。
ツールの料金体系も見逃せません。下のチェックは、各社の料金ページで確認したものです。
ユーザー単位・シート単位のプランは、代理店やフリーランスを追加するたびに膨らみます。外部コラボレーターが多いハイブリッドモデルほど、この影響を強く受けます。5シートでの比較はSprout vs Hootsuite vs Mydropをご覧ください。
3つのシナリオで計算してみましょう
まず今の体制で、投稿1本あたりのコストを計算します。次に、残り2つのモデルを現実的な見積もりで再計算し、対応スピードとコントロールの列も加えましょう。今の投稿量と、その2倍の投稿量で比較します。あるモデルが片方の投稿量でしか勝てないなら、どこで逆転するかの投稿量をメモしておきましょう。その分岐点こそ、皆さんの判断ポイントです。入力値の妥当性を確かめる市場相場は、ソーシャルメディア運用の費用が参考になります。





















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