キャンペーンで時間が失われるのは、原稿を書いているときではありません。人と人の間で失われます。メール承認の連鎖では、引き継ぎのたびに空白時間が生まれます。承認者が4人いれば、誰もミスをしていないのに、2日で終わるはずの計画が1週間に伸びてしまうのです。解決策は、人に「もっと早く返事して」と頼むことではなく、引き継ぎそのものを減らすことです。
TLDR: 1つのキャンペーンを追いかけると、4つの遅延が見えてきます。メールが開かれるまでの待ち時間、フィードバックの統合作業、バージョンのずれ、そして当日の最終確認です。連鎖を1つのレビューリンクに置き換え、承認者が実際の投稿を見られるようにしましょう。状況が許すなら、レビュアーは並行して進めるのがおすすめです。
Mydropデータ、2026年9月: Mydropでクライアント承認を経た投稿では、提出から承認までの中央値は6時間で、66%が24時間以内に承認されました。手法はMydropソーシャルメディアベンチマークをご覧ください。
よくあるタイムラインを、1時間ずつ見てみましょう
5本の投稿を、3人の連鎖(アカウントマネージャー、ブランドリード、クライアント)で進める現実的な例です。
| ステップ | 実作業 | 待ち時間 |
|---|---|---|
| 月曜16時に下書き完成 | 0 | |
| アカウントマネージャーへメール | 火曜10時に開封(18時間) | |
| アカウントマネージャーが編集し、ブランドリードへ転送 | 1時間 | ブランドリードが水曜14時に返信(27時間) |
| コメントをまとめてクライアントへ送信 | 1時間 | クライアントが木曜11時に返信(21時間) |
| フィードバックを反映し、最終確認のため再送 | 2時間 | 金曜9時に最終「OK」(22時間) |
実際に手を動かした時間は約4時間。経過した時間は4日と5時間。そのうちおよそ88時間は待ち時間でした。数字はあくまで一例ですが、このパターンは多くの代理店が経験していることと一致します。時計を進めているのは、待ち時間なのです。
遅延1:まだ誰も開いていないメール
最初の空白時間が最も長くなるのは、そのメールに締め切りも優先順位もないからです。対策はシンプル。依頼は添付ファイルではなく、日付とリンクを添えて送りましょう。
遅延2:手作業でまとめるしかないフィードバック
2人のレビュアーが別々のスレッドで返信すると、誰かが両方を読み、どちらを採用するか判断し、デザイナーに伝える必要があります。これは判断を伴う作業で、ラウンドごとに引き継ぎが増えていきます。コメントは投稿そのものに付けましょう。全員が同じスレッドを見られるようになります。
遅延3:バージョンのずれ
「Final_v3_FINAL」。これが、間違ったクリエイティブが公開されてしまう原因です。承認がメールの中で行われると、承認済みのファイルとスケジュール済みのファイルが紐づいていません。カレンダーに表示されているそのままの投稿を承認しましょう。承認したものが、そのまま公開されるようになります。
遅延4:当日の再確認
承認から1日経ち、その間に投稿が編集されていたら、また確認のやり取りが発生します。承認後は投稿をロックするか、編集があれば承認を自動でやり直しにしましょう。
連鎖を圧縮する:直列ではなく、並列で
すべての承認者が、前の人の完了を待つ必要はありません。どのチェックが互いに依存しているかを見極めましょう。
- 直列にするのは、後のレビュアーが前の人の編集を必要とする場合。例:コピーの後に法務。
- 並列にするのは、それぞれが別の観点をチェックする場合。例:ブランドリードはトーン、クライアントは事実関係。
Mydropの承認ワークフローなら、ブランドごとにステージを設定できます。クライアントポータルを使えば、クライアントはログインなしで、公開時の見た目そのままに投稿をレビューできます。コメントとステータスは1か所に集約されるので、統合作業も不要です。
ループをどこまで短くできるかの参考として、Mydropのクライアント承認データでは待ち時間の中央値は6時間でした。
各承認者に依頼すべきこと
レビュアー向けの短いブリーフがあれば、2回目のやり取りのほとんどはなくなります。それぞれに、何をチェックするのか、何は無視してよいのかを伝えましょう。ブランドリードはトーンと表現、クライアントは事実と名称、法務は約束事を確認します。担当外の観点でコメントが入ると、理由もなく投稿が差し戻されてしまいます。
今週、皆さんの連鎖を計測してみましょう
直近のキャンペーンを1つ選んでください。各引き継ぎのタイムスタンプを書き出し、待ち時間に印を付けます。一番大きなものに丸を付けて、そこだけを削りましょう。5分間の監査で、その手順を詳しく紹介しています。次は、Mydropで無料のワークスペースを作成し、次のキャンペーンで1リンクレビューを試してみてください。





















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