クリエイティブ・キャプチャ・ワークフローとは、アイデアやファイルを手に入れた瞬間から、カレンダーの日付入り枠まで運ぶ、決まった道筋のことです。ステップは3つ。1つの場所でキャプチャし、24時間以内に仕分け、週1回スイープしてスケジュールに落とし込みます。チームがコンテンツを失うのは、制作の現場ではなく、このステップとステップのあいだの「すき間」です。
TLDR: スマホで使えるアイデア用インボックスを1つ。撮影ファイル用のフォルダールールを1つ。残すものを日付に変える、週30分のスイープ。2回スイープしても日付が入らないアイデアは、削除しましょう。
ここで扱うのは入口側、つまりアイデアと、撮ったばかりの写真や映像です。その先の工程については、アイデアパイプラインのガイドで、下書きから公開までの流れを解説しています。
コンテンツはどこで失われるのか
投稿しなかった、あの良いアイデアを思い出してみてください。おそらくこんな場所のどれかにありました。ボイスメモ、スクリーンショット、自分宛てのメッセージ、ノート、下書きのままのキャプション。置き場所が5つあるということは、どこにもないのと同じです。
素材ファイルも同じ道をたどります。撮影が終わり、カメラロールが140枚の写真で埋まり、3週間後にはどれがOKだったのか誰も覚えていない。解決策は地味ですが、効きます。置き場所を減らす、名前を固定する、日付でスイープする。この3つです。
ステップ1:アイデア用インボックスを1つ、スマホですぐ開けるように
アイデアの置き場所を1つだけ決めて、それ以外は禁止しましょう。スマホで2タップで開けることが条件です。アイデアは、デスクを離れているときにやってくるからです。
インボックスのルールはこちら。
- 1アイデアにつき1行。書きかけの1文のほうが、結局書かない完璧な段落よりずっと役立ちます。
- 投稿先が決まっているならプラットフォームを、複数ブランドを担当しているならブランド名も添えましょう。
- ヒントになったものはリンクやスクリーンショットを貼っておけば、あとで探し直さずに済みます。
チームがMydropで企画しているなら、ノートをコンテンツカレンダーの隣に置けます。アイデアと、それを投稿するかもしれない日が同じ画面に並ぶわけです。ツールは何でもかまいません。チーム全員が同じものを使っていれば大丈夫です。
ステップ2:撮影ファイルは1つのフォルダールールで
ファイルのルールは、撮影ごとに1フォルダ。名前は日付、ブランド、テーマの順で、たとえば2026-10-03_cafe-nora_autumn-menuのようにします。その撮影のものは、どのスマホから撮ったものでも、どのカメラのものでも、全部この中に入れましょう。
24時間以内に、各フォルダをkeepとcutの2つのサブフォルダに仕分けます。なぜそのカットを撮ったのか覚えているうちにやるのがコツです。keepに入れたファイルが動画なら、使う予定のプラットフォーム名を付けてリネームしておきましょう。
Google Driveで作業しているなら、MydropのDrive連携を使えば、投稿を作るときにフォルダからファイルを選べます。仕分けたあのファイルがそのまま公開され、保存し直したコピーが紛れ込む心配もありません。
ステップ3:週30分のスイープ
毎週同じ30分を確保しましょう。アイデア用インボックスと、いちばん新しいkeepフォルダを並べて開き、それぞれの項目に3つのうちどれか1つを決めます。
| 結果 | どうなるか |
|---|---|
| 日付を入れる | カレンダーに枠が入り、今日ざっくりしたキャプションも書く |
| 保留する | インボックスに残し、次のスイープでもう一度見る |
| 削除する | 2回保留された、またはもう興味がない |
この削除ルールが大事です。増える一方のインボックスは墓場になり、そのうち開かなくなります。2回のスイープは、どんなアイデアにも公平なチャンスです。
他の人が投稿するなら、受け渡しを見える化しよう
デザイナー、フォトグラファー、クライアントが素材を提供してくれる場合、つまずくのは受け渡しのところです。フォルダ名、1行のブリーフ、受け取ったことを誰が確認するか。これを事前に決めておきましょう。
Mydropのカレンダーなら、下書きにブリーフのコメントとレビュー担当者を付けられます。撮影した本人も「拾ってもらえた」とひと目でわかるので、「ファイル届きましたか?」というメッセージが皆さんの1週間から消えます。
撮影ごとに短いキャプチャ・チェックリストを
このリストは撮影ブリーフに貼っておきましょう。
- 思うより多めに縦で撮って、横も少しだけ足す。
- 大事なカットは3パターン撮る。
- 場所ごとに、文字なしのきれいな写真を1枚撮る。
- 商品名と、画面に入る訴求内容を書き留める。
- 撮影を始める前にフォルダを作る。
4つ目が、いちばん高くつくミスを防ぎます。2週間後に書いたキャプションで、商品の詳細を間違えてしまう、あのミスです。
ワークフローは1つの数字で測ろう
先月のインボックスから、何件のアイデアがカレンダーにたどり着いたか数えてみてください。3分の1に満たないなら、インボックスはチームが投稿しきれない量をため込んでいます。キャプチャを減らして、スイープを強化しましょう。
次の一歩: 今日、アイデア用インボックスを1つだけ選び、散らばった5つのメモをそこへ移しましょう。そして今週金曜日、最初の週次スイープをカレンダーに入れてください。





















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