クリエイティブチームの負担を止める一番の近道は、すべての依頼を「抜け漏れなく・1か所に・承認者1名を明記して」届くようにすることです。デザイナーが本当に苦しんでいるのは、デザインそのものではありません。苦しいのは確認作業です。「どのサイズ?」「コピーは確定?」「これ誰が承認するの?」。1ページの依頼フォーム、3つの仕分けレーン、そして明文化した納期ルールがあれば、そのやり取りのほとんどが消えます。
TLDR: チャットやメールでの依頼をやめて、必須項目が7つある1つのフォームに一本化しましょう。届いた依頼は3つのレーン(テンプレート・アレンジ・新規)に仕分け、それぞれに納期を設定し、修正は2回までに制限します。フォームを通さない依頼は、後回しです。
すべての依頼に必ず入れるべき7つの項目
デザイナーが質問をひとつもせずに作業を始められたら、その依頼は「完成」です。次の項目は任意ではなく、必須にしましょう。
- 目的。 この投稿で、人に何をしてほしいのか、何をわかってほしいのかを一文で。
- プラットフォームとフォーマット。 「Instagramの投稿」ではなく、「Instagramカルーセル、1080×1350、6枚」のように。
- 最終コピー。 見出し、キャプション、必要な法的表記まで、承認済みの状態で。
- 参考ファイル。 ロゴのバージョン、ブランドカラー、好みの参考例を1つ。
- 締め切り。 日付と時刻、そして目標とする投稿枠。
- 承認者。 名前を1人。「チーム」ではダメです。
- その後の保管場所。 どのブランド、どのキャンペーン、どのフォルダに保存するか。
これらの項目は、ほとんどのチームがすでに頭ではわかっています。足りないのは「関所」です。関所はフォームに置き、デザイナーの我慢に置かないこと。 空欄があれば、フォームは送信できません。
すべての依頼を3つのレーンのどれかに仕分ける
すべての依頼が、デザイナーの午後を丸ごと使う価値があるわけではありません。届いた時点で仕分けましょう。できれば毎日、同じ人が担当するのが理想です。
| レーン | 内容 | 担当 | 納期の目安 |
|---|---|---|---|
| テンプレート | 決まったレイアウトに新しいテキストや写真を入れるだけ(引用カード、イベント日程、商品タイルなど) | 依頼者本人が、ロック済みテンプレートから | 当日中、デザイナー不要 |
| アレンジ | 既存の素材をリサイズ、翻訳、別プラットフォーム向けに再編集 | ジュニアデザイナー、または自動化ツール | 1〜2営業日 |
| 新規 | 新しいコンセプト、イラスト、動画 | シニアデザイナー | 3〜5営業日、事前予約制 |
納期はあくまで最初の目安として扱い、1か月分の実データを見て調整しましょう。大事なのは、依頼者が送信する前に、どのレーンでどれくらい待つのかが見えることです。レーンに目に見えるコストがあれば、急ぎの依頼も「見えない存在」ではなくなります。
キューにたまる依頼のほとんどが「テンプレート」と「アレンジ」なら、それは人員の問題ではなくツールの問題です。繰り返しのソーシャルメディア編集を自動化する方法のガイドで、この2つのレーンをデザイナーの手から完全に外す方法を紹介しています。
修正回数に上限を設け、承認者を明記する
終わらない修正は、負担が増える2つ目の原因です。次の2つのルールで、ほとんどが解決します。
- 2回まで、それ以降は新しい依頼。 1回目は内容へのフィードバック、2回目は小さな修正です。フォームに明記しておけば、ルールを適用しても誰も損をした気分になりません。
- 承認者は1人、コメントの置き場所も1か所。 メール、チャット、スクリーンショットに散らばったフィードバックは、デザイナーがまとめ直さなければなりません。コメントは投稿そのものに集約しましょう。Mydropなら承認とコメントが投稿プレビューのすぐそばにあり、クライアントやマネージャーはクライアントポータルからログインなしで承認できます。
代理店やフリーランスとの契約に盛り込める納期目標については、代理店のクリエイティブ納期SLAをご覧ください。
週ごとのキャパシティを数字で公開する
デザイナーが負担を感じるのは、需要が届くまで見えないからです。そこで、毎週月曜日に1つの数字を公開しましょう。今週、「新規」の枠がいくつ空いているか。 枠が埋まっていれば、次の依頼は来週に回すか、依頼者に別の案件と交換してもらいます。
シンプルな週次ボードなら、列は4つで十分です。「依頼済み」「進行中」「レビュー中」「納品済み」。「レビュー中」の中で一番古い案件を毎日チェックしましょう。承認が止まっていると、実際には待っているだけなのに、チームが遅く見えてしまうからです。
完成した成果物は、次の依頼が見つけられる場所に保管する
意外なほど多くの依頼が、すでに存在するものへの依頼です。依頼を受け付ける前に、フォームで「ライブラリを確認しましたか?」と尋ねましょう。完成した素材はブランドとキャンペーンごとに保管しておけば、次の依頼はそこから始められます。今まさにそのライブラリを作っているなら、ソーシャルメディアの素材を散らからず一元管理する方法が次の一歩になります。Mydropなら、ブランドごとの共有メディアライブラリに素材を保管でき、CanvaとGoogle Driveとも連携。承認済みのファイルが、投稿予定のカレンダーのすぐそばに並びます。
今週できる、30分のセットアップ
- 7つの項目をフォームに書き出します(フォームツールは何でも構いません)。
- 3つのレーンと、それぞれの納期を決めます。
- 修正2回ルールと、週ごとの枠数をチームに共有します。
- 1週間だけ、フォーム以外で届いた依頼は一切受け付けないでみましょう。
次のステップ: デザイナーが最近受け取った10件の依頼を振り返り、そのうち何件が7項目テストを通過できたか数えてみてください。その数が、チームが取り戻せる時間の割合です。複数のブランドを運営しているなら、Mydropを無料で始めて、依頼・承認・素材を1つのワークスペースにまとめましょう。





















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