グローバルローンチがうまくいかない原因は、クリエイティブではなくHQと地域の間の引き継ぎにあります。解決策は、3つのウェーブに分けた進行表です。各ウェーブに担当者を1人、期限を1つ。以下の内容はすべてこの考え方をもとにしています。
TLDR: ローンチは3つのウェーブで進めます。HQがT-14日にアセットパックを共有し、各地域がアレンジしてT-5日までに承認を取得、ローンチ当日は各地域が現地の時間帯に公開します。マスターカレンダーの担当者を1人決め、承認者が指名されていない投稿は公開しないこと。これが鉄則です。
ウェーブ1:HQはパックを1回だけ共有する(T-14日)
地域チームはこのパックだけをもとに作業します。チャットのスクリーンショットを見ながら進めると、バージョンがどんどんずれていきます。
共有する場所は1か所にまとめましょう。
- キーメッセージ: 法務承認済みの3行を、わかりやすい言葉で。
- 確定訴求: 数字、製品名、言い換え禁止の約束ごと。
- 確定ビジュアル: メインビジュアルだけでなく、必要なアスペクト比をすべて。
- 日程と時間: 解禁時刻、ローンチ時刻、質問の締め切り日。
- NGリスト: 避けるべきフレーズ、競合名、トーン。
パックにないものは、地域が独断で決めてしまう対象です。先に決めておきましょう。
ウェーブ2:地域がアレンジして承認を取る(T-14日〜T-5日)
アレンジは翻訳だけではありません。地域ごとに例を変えたり、現地の祝日を確認したり、プラットフォームの重点を変える必要が出てきます。そこで、変更してよいもの・だめなもののリストを明確に渡しましょう。
| 項目 | 地域が変更できる | 地域が変更できない |
|---|---|---|
| キャプションの言語とトーン | 可 | 確定訴求 |
| ハッシュタグとメンション | 可 | 製品名の表記 |
| ビジュアルのトリミングとテキスト | 可 | ロゴとブランドカラー |
| 投稿時間 | 可(時間帯の範囲内で) | 解禁時刻 |
| プラットフォームの組み合わせ | 可 | ローンチ日 |
各地域はT-8日までに下書きを提出し、T-5日までにフィードバックを受け取ります。フィードバックは2回で十分です。3回目が必要になるのは、たいていパックの内容が不明確だったサインです。
ウェーブ3:現地の時間帯で公開し、1か所でチェックする(ローンチ当日)
すべての投稿は、視聴者の現地時間に合わせて事前にスケジュールしましょう。ローンチ当日は、スケジュールでは対応できないことに使います。コメントへの返信、誤字の修正、初期データのチェックです。
役立つ習慣は2つ。
- ローンチ当日専用のチャンネルを用意し、地域リードは議論ではなくステータスだけを投稿する。
- T-1日でフリーズ: この時点以降は新しいクリエイティブを作らず、修正のみ。
時間をずらす理由をもっと詳しく知りたい方は、ローンチ時間帯をずらす考え方の解説をご覧ください。
初日のハプニングに備える
最後の48時間で何かが必ず変わります。価格の修正、法務による文言変更、出荷日の遅れなどです。各地域でスケジュール済みの投稿を誰が取り下げ・編集できるかを今のうちに決めて、進行表に名前を書き込みましょう。修正依頼はグループチャットではなく、その1人に送るものだと地域チームに周知しておきます。
カレンダーは1つ、担当者も1人
よくある失敗は、カレンダーが3つあることです。HQのもの、各地域のもの、そして先週誰かが作ったスプレッドシート。1つに絞り、いつでも「この地域はまだ投稿が予定されていません」と言える担当者を1人アサインしましょう。
ブランド別・地域別に表示できる共有コンテンツカレンダーがあれば、その確認は10秒で終わります。複数ブランドを同時に運営するチームなら、ワークスペースでローンチごとに分けておけば、地域リードは自分の投稿だけを見られます。
承認はスピーディに、意味がある速さで
本当のローンチリスクは、承認の遅さです。Mydropのクライアント承認データでは、提出から承認までの中央値は6時間、66%が24時間以内に承認されました。明確な単一レビューの流れがあれば、これだけできるということです。ローンチでは1ラウンドあたり1日での完了を目指し、各地域にバックアップの承認者を指名しておきましょう。
Mydropの承認ワークフローなら、各地域が提出し、投稿そのものにコメントを受け取り、ステータスを確認できます。最新版をメールで探し回る必要はもうありません。
20分で終わる振り返り
ローンチから7日後、3つの質問で短いレビューを行いましょう。
- どの地域が投稿に遅れたか、その理由は?
- パックに足りなくて、地域が作り直したアセットはどれか?
- 次回、パックから削るべきものは何か?
答えはパックのテンプレートに書き込みます。次のローンチは、もっと良いウェーブ1から始まります。次のローンチを1つのカレンダーで計画したい方は、app.mydropai.comで無料スタートできます。





















Google review
Trustpilot review