ハッシュタグは今も役に立ちます。ただ、多くの人が期待する目的では役に立ちません。いまやリーチを伸ばす手段ではなく、トピックと検索のシグナルです。25個も付けたからといって配信が増えるわけではなく、外したからといって投稿が沈むわけでもありません。
要約: 投稿ごとに、具体的なハッシュタグを3〜5個、ファイリング用のラベルとして付けましょう。発見されるための本当の努力は、キャプション、画面テキスト、音声の言葉に注いでください。2026年のアプリ内検索とレコメンドフィードが読んでいるのは、そうした言葉です。
何が変わったのか:フィードはタグを見なくなった
主要なプラットフォームはすべて、興味・関心をもとにした配信へ移りました。投稿は、コンテンツそのものと初期のエンゲージメントをもとに、視聴・保存・返信してくれそうな人へ表示されます。ハッシュタグのフィードで新着投稿を待っている人は、もうどこにもいません。
Instagramは公式に「ハッシュタグはリーチを伸ばさない」と明言し、関連性の高いものを少数使うよう推奨しています。TikTokのおすすめフィードは、以前から一貫して行動ベースです。LinkedInも、ハッシュタグのフォロー機能をひっそりと廃止しました。どこでも同じ流れです。
つまり、ハッシュタグの役割は次のように変わりました。
- 分類:プラットフォームに投稿の内容を伝え、誰にまず表示されるかを後押しします。
- 検索:Instagram、TikTok、Pinterestでは特に、タグをタップして検索する人がいます。
- キャンペーン管理:ブランドタグは、応募作品・UGC・イベントコンテンツをひとつにまとめる役割を今も果たします。
2026年もハッシュタグが活きる場所
| プラットフォーム | 実際の価値 | 使う数 |
|---|---|---|
| 中程度。検索とトピックシグナルに有効 | 3〜5個 | |
| TikTok | リーチ効果は低い。分類と検索には有効 | 2〜3個 |
| 低い。主に話題を示すラベル | 1〜3個 | |
| X | 低い。スパムと見なされるとリーチが減ることも | 0〜2個 |
| ごくわずか。タイトルと説明のキーワードがはるかに重要 | 0〜2個 | |
| YouTube | 低い。ただし最初の3個はタイトル上部に表示される | 2〜3個 |
| Threads | そもそもトピックタグは1個だけ | 1個 |
| ほとんど効果なし | 0〜2個 |
この表からひとつだけ持ち帰ってほしいのは、30個もハッシュタグを付ける必要はどこにもない、ということです。
効果のあるタグの選び方
量ではなく具体性で選びましょう。4,000万件もの投稿があるタグは、プラットフォームに何も伝えず、競争の激しいフィードへ放り込まれるだけです。1万5,000件ほどのタグは、アカウントの内容をきちんと表してくれます。
1つの投稿に使う、実用的な組み合わせは次のとおりです。
- ニッチタグを1個使う。 自分たちがやっていることを正確に表すもの(#foodではなく#sourdoughbakerysydney)にします。
- 中規模のトピックタグを2個使う。 投稿の実際のテーマに合い、投稿数がおおよそ1万〜50万件のものを選びます。
- コミュニティ・形式タグを1個使う。 オーディエンスが本当にフォローしているもの(#studiovlog、#marketingops)を使います。
- ブランドタグを毎回使う。 アーカイブをまとめやすくするために、必ず付けます。
避けるべきは、禁止またはスパムに近いタグ、エンゲージメント狙いのタグ(#follow4follow、#likeforlike)、投稿内容を表していないタグ、毎回コピペするだけのタグの塊です。同じ30個のタグを毎回貼り付けるのは、手を抜いているように見えるサインです。
発見される工夫はキャプションで
ハッシュタグに代わったのは、この部分です。アプリ内検索は今、実際に書かれた言葉を読んでいます。
- キャプションの最初の行にキーワードを入れましょう。 検索で入力されそうな言い回しで書きます。
- 画面にテキストを表示しましょう。 Reels、Shorts、TikTokでは、プラットフォームにも、音を消して見ている人にも読まれます。
- キーワードを声に出しましょう。 自動字幕が音声を検索可能なテキストへ変換してくれます。
- 画像投稿には代替テキストを入れましょう。
- ファイル名とカバーフレームも分かりやすく付けましょう。 アップロード前に設定しておきます。
さらに深く知りたい場合は、TikTokとInstagramのソーシャル検索対策のガイドで、プラットフォームごとに詳しく解説しています。実際の問題がリーチにあるなら、ハッシュタグが原因であることはほとんどありません。まずはエンゲージメントを本当に高める方法から始めましょう。
30日かけて自分のアカウントで検証してみましょう
一般的なアドバイスは出発点にすぎません。答えは皆さんのデータが教えてくれます。
- 1つのプラットフォームと1つのコンテンツ形式に絞り、同じ条件で比較できるようにします。
- 最初の2週間は、具体的なタグを3〜5個付けて投稿します。次の2週間は、タグなしで投稿します。
- その他の条件は変えません。投稿時間、形式、フックを揃えます。
- 総いいねではなく、フォロワー以外へのリーチと検索・発見タブからの表示回数を比較します。
多くのアカウントでは、その差は誤差と言っていいほど小さくなります。それこそ役に立つ発見です。タグのリストに悩むのをやめられるからです。もし特定のプラットフォームで明確な伸びが見られたら、そこだけタグを残して、他では外しましょう。
Mydropを使えば、この検証はもっとラクになります。コンテンツカレンダーで両方のパターンをまとめてスケジュールでき、ハッシュタグのセットも保存しておけば毎回入力し直す必要がありません。フォロワー以外へのリーチと検索経由の内訳も、3つのダッシュボードを開いて突き合わせなくても、投稿ごとにパフォーマンスで確認できます。AIキャプション機能も、ありきたりなタグの塊ではなく、投稿に合わせたタグを提案してくれます。
次の一歩
直近の10投稿を開いてみましょう。ハッシュタグをいくつ使ったか数え、その中で実際にフォロワー以外へリーチした投稿がどれか確認します。関連性が見られなければ、タグを5個まで減らし、浮いた10分を、キャプションの最初の1行を検索に入力されそうな言葉に書き直すことに使いましょう。
今、成果が生まれるのは、その交換です。





























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